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2017年06月17日

高知アカメの旅2017・・・その時

高知アカメの旅2017・・・その時

北海道から帰り、早速高知の準備。

と、言ってもタックル、ルアーその他に迷いはなく
リールの入念なメンテがメイン。

一応全バラ可能な工具とオイル類は持って行くが
出来る事ならそんな事に時間を取られたくない。

後はリーダーを組み直し、フック交換を行い
旅の準備は完了。

高知に通い始めた頃から考えると迷いが少なくなった分
荷物も減り準備に掛かる時間も激減した。

どことなく適当に感じるがこれで十分。


仕事を終えて夕方に京都を出発。

21時を過ぎる頃に高知ICを降り、とりあえずいつもの
くいしんぼ如月の弁当で腹ごしらえ。

実はこの時まで今晩竿を振る場所を決めていなかった。

もちろん候補地は何ヶ所かに絞り込んでいたのだが
後は現場に着いてから考えようと思っていた。

昨年までの僕なら飯を食う事も後回しに、狙いの場所へ速攻向かっていたのだが、これも昨年、小さいながらも釣れてくれたあのアカメのおかげだろうか・・・

どことなく心にゆとりを感じる。

腹ごしらえを終えおもむろに潮汐表を確認。

潮位からすると今ならここかな・・・

って事でようやくこのタイミングで
最初に入る場所を決める。

車で5分。

準備を整え、22時過ぎに川に降りた。

ある程度予想はしていたが川を見てこれまでの
状況とは全く違う事をはっきりと認識。

明らかに状況がいい。

これはイケる。

釣れた今だからこそ言えるのかもしれないけど
こう言う感覚に陥る事は意外と良くある。

そう言う時は不思議なもので案外と
予想通りに釣れたりするものだ。

ルアーを引いて状況の良さを確信。

狙いとしては障害物に絡むコースになるので、掛けてからのやり取りやランディング場所を随時確認しながらキャストを繰り返す。

釣りを初めて15分。

目の前5mあたりでいきなりのバイト。

アタリの質、永層からして間違いなくアカメ。

すかさずもう一度同じコースを通すと同じ場所で再びアタるが
先ほどのようにガッツり感はなく、どうやら見切られたようだ。

僕の少ない経験上、ルアーを引く層がもう少し上だと食わず、ボトムをこするとチヌが食う。

間違いなく居る。

少しづつコースをずらしながら投げる事数投目・・・

遂にその時がやって来た。

ガツッ!

アカメらしいアタリに反射的に合わせると
今度はうまく乗ってくれた。

乗った重みでそこそこのサイズだと解るが
ここではまだアカメとの確信は無かった。

しかし次の瞬間、目の前で割れる水面と
そのトルクフルな引きで確信。

間違いなく奴。

至近距離だった事もあり引きがダイレクトに伝わる。

ノットに自信はあったが至近距離なだけにフックが心配になりドラグを緩め、尚且つクラッチ操作で力を逃がす。

何度かの突っ込みの後どうやら観念したらしく
プカりと水面に顔を出した。

ここでライトを照らす。

赤く光る目。

暗闇で一人、よーしよーし!バレんなよ~!と小さく叫ぶ。

さて後はランディング。

足場的にフィッシュグリップで捕るしかない。

水面から顔を出した状態でドババーっとやるあの最後の一暴れをなんとかかわし、渾身のフィッシュグリップ一発キャッチ!

高知アカメの旅2017・・・その時

よーっしゃ~!

流石に声が出た。

昨年釣ったアカメとは比較にならない厳い容姿。

これぞ夢にまで見たアカメ。

フィッシュグリップ計測で7kgちょい。

釣りを始めて僅か30分足らずでの出来事だった。

あれだけ釣れなかったのに
こう言う事もあるんだ・・・。

抱えて写真を撮りたい所だが、こう言う時に
限って周りに誰もいない。

高知アカメの旅2017・・・その時

ついでに持ってるのはスマホだけ。

仕方なく何枚か写真を撮ってリリースし
しばらくボーっと川面を見つめる。

感無量。

都市型河川特有の明るい川面を眺めなていると
今までの釣れない日々事が思い出されなんとも感慨深い。

大きな虚脱感に包まれて、明日も明後日もあると言うのに
呆気なさですっかり気が抜けてしまった。

今まで高知に来る度に、着いた日の夜に釣れてくれたらどんなに気が楽になる事かって思ってたけど、やはりドラマは最後に訪れる方がいい。

結局この夜、場所を変えて夜明け前まで投げては見たものの、やはりどこか身が入らず狙いの朝マズメを待たずに切り上げた。

車の中でさっき釣れたアカメの事想い出しながら睡魔に襲われ微睡んでいる時間が最高に心地よかった。

もうこれで十分かな・・・

そんな事を思いながら深い眠りに着いた。


しかし次の夜まさかの展開が・・・




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