2017年06月24日
高知アカメの旅・・・衝撃再び?
波音を聞きながらしばらく余韻に浸り、夜はこれからと言うタイミングだがここで早々に切り上げ宿に戻り一人祝杯を上げる。
こう言う時に飲む酒は本当に美味い。
翌朝・・・
ゆっくり寝ようと思っていたが、歳のせいなのか早朝に目が覚めてしまい、とりあえず釣りにでも行くかって事で車に乗り込み海岸沿いを走る。

狙いはエバ。
穏やかなやサーフや小規模河川の河口でペンシルを投げると
面白いようにバコバコ出る。
アカメを狙うような釣りも興奮するが
こう言う釣りもまた楽しい。
ひとしきりエバ釣りを楽しんだ後は昼飯。
今日は念願の鰹のタタキを食す。
高知と言えばやはり鰹のタタキ。
しかしこれまでもう数えきれないくらい一人で高知に来ているが、実の所初めて仲間達と高知に来た時以来、高知で鰹のタタキは食べていない。
理由は「アカメが釣れるまで鰹のタタキは食うまい・・・」
と言う厳しい掟を自身に課していたから。
まー毎度毎度コテンパンにやられてそんな気分にもならなかった訳だけど、流石に高知まで来ていつも弁当屋の弁当だけってのはかなり寂しいものがある。
そんな日々を乗り越え遂に気持ちよく
「鰹のタタキ」を食える日がやって来た・・・
と、言う訳。

美味い。
腹を満たした後は最後の夜の
もう一勝負に備えお昼寝。
二夜連続のアカメに、もしかするともう一発・・・
と言う淡い期待を寄せて。
最後の夜ももちろんサーフ。
暗闇のサーフで波音を聞くと、昨晩の衝撃の場面がフラッシュバックし、嫌が応にも気分が盛り上がりもう釣れる気しかしない。
だって一匹釣ったら百匹釣ったも同然なんだから。
釣人ってほんと都合がいい。
この夜は集中して黙々とキャストを繰り返すと言うよりは
多めの休憩を挟みつつのんびりとした気分で釣りを楽しむ。
そしてその時は突然やって来た。
グインッ・・・!
昨晩のアカメのアタリとは似ても似つかないヌメっとしたアタリの後、今度は昨晩のアカメ以上に強烈な勢いで走り出す魚。
また来た!!
引きが強烈だった事もありアタリの違いなんて
すぐに忘れ完璧にアカメだと確信。
心の中でマジカ・・・
と叫びながら強烈な引きに耐える。
ここで頭を過ぎったのが徐々園。
何の事かと言いますと、仲間達に今からもう一勝負行くぜ!と告げた後、もしも昨晩よりもデカいのが釣れたりなんかしちゃったら、そんときゃもー皆んなを焼肉食い放題に連れて行くぜ!って言ったら、じゃー徐々園で!って言う内容の会話があったから。
なのでこんな大切な場面で不謹慎ながら「徐々園高いの~」
なんて事を考えてた・・・(笑)
掛けた瞬間の走りは間違いなく昨晩以上。
しかしどことなく昨晩とは違う・・・
引きは確かに強いがトルク感がなく
沖ではなく横方向へ走る。
持久力にも乏しく、ピークを過ぎると呆気なく寄ってくる。
とは言え全然引かないのかと言えば全くそんな事はなく大型の魚である事に間違いないし、なんとなく違和感を感じつつも完璧に本命だと信じて疑わない。
さてランディング。
昨晩の経験のお陰で特に迷う事なく波に乗せてずり上げ
魚に向かって駆け寄る。
ん・・??
暗がりの遠目で見ても明らかに色や形が違う感じ・・・
さ、サメ・・・??
噂には聞いていたけどマジで???
って感じ。
その噂ってのが入れ替わりで帰っていくサーファーから聞いた「最近サメがヤバイんですよ~」って内容。
どうやら最近どこかのサーフでシャークアタック
される事故があったらしい。
そんな事を思い出しつつさてこれ
どうしたもんかと・・・。
魚の形状からしてフィッシュグリップは無理そうだし。
って事で少々ビビリながら尾びれのクビレをムンずと掴み、一気に浜にずり上げる。

この時感じた事・・・
「あ、鮫肌や・・・」
と同時に
「焼肉セーフ!」(笑)
しかし初めて間近で鮫を生で見たけど
結構面白い容姿をしてる。

頭だけ見たらオタマジャクシか
オオサンショウウオにしか見えない。
しかし一度鮫釣ってみたいと思ってたんで結構嬉しい。
そして何よりホっとしたのは浜に引きずり上げたと同時にルアーがポロリと外れてくれた事。
実際口にルアーを咥えてたらどうして外すんだろうか・・・と真剣に考えてしまったんでこれは本当にラッキー。
フックはバーブレスだけど、外れない時は
中々ハズレないしね。
ひとしきり写真を撮ったらまた
鮫肌の尾びれ掴んでリリース。
その後しばらく釣りを続けたが、鮫で変にテンションが
下がり浜から上がる事にした。
最後に湾内でもう一度竿を出そうかとも思ったが、腹が減って限界だったので今回の高知の旅での釣りはこれにて終える事にした。
繰り返しになるけど今回は本当に状況がよかった。
それは一言で言うと塩分濃度。
今まで散々直前、直後の大雨に祟られて嫌と言う程悪い状況を経験してきたからこそ感じられる事だと思うけど、実際にベイトの浮き加減にルアーの引き抵抗、それに釣場で出会うアカメ釣師の数が今までよりも圧倒的に多かった事がそれを物語っているようにも思う。
行けるタイミングに融通があまり効かない僕にとっては致し方の無い事だけど、これもまた釣りの楽しさ難しさだと思うとそれもまた良しだと今は思えるしね。
とは言え昨年あたりから徐々にアカメに近づいてきてるのは肌で感じてたし、それを証拠に高知に通い始めた当初に比べると圧倒的に鱸が釣れなくなった。
アカメは鱸とは違うって事を知る事がまずはじめの一歩って言ってもいいんじゃないかと思う。
結局魚釣りってのは魚を釣る技術云々よりも魚そのものを知る事が如何に大切なのかって事を改めて思い知らされた。
釣りは奥が深いって言うか、どこまで行ってもキリがない。
それが辞められない理由。
ほんと釣りって面白い。
と言う訳でこれにて今回の
高知アカメの旅は終わり。
今はもう早速また高知に行きたくって仕方がない
病にかかちゃってもう大変。
今度は晩秋かな~。
こう言う時に飲む酒は本当に美味い。
翌朝・・・
ゆっくり寝ようと思っていたが、歳のせいなのか早朝に目が覚めてしまい、とりあえず釣りにでも行くかって事で車に乗り込み海岸沿いを走る。

狙いはエバ。
穏やかなやサーフや小規模河川の河口でペンシルを投げると
面白いようにバコバコ出る。
アカメを狙うような釣りも興奮するが
こう言う釣りもまた楽しい。
ひとしきりエバ釣りを楽しんだ後は昼飯。
今日は念願の鰹のタタキを食す。
高知と言えばやはり鰹のタタキ。
しかしこれまでもう数えきれないくらい一人で高知に来ているが、実の所初めて仲間達と高知に来た時以来、高知で鰹のタタキは食べていない。
理由は「アカメが釣れるまで鰹のタタキは食うまい・・・」
と言う厳しい掟を自身に課していたから。
まー毎度毎度コテンパンにやられてそんな気分にもならなかった訳だけど、流石に高知まで来ていつも弁当屋の弁当だけってのはかなり寂しいものがある。
そんな日々を乗り越え遂に気持ちよく
「鰹のタタキ」を食える日がやって来た・・・
と、言う訳。

美味い。
腹を満たした後は最後の夜の
もう一勝負に備えお昼寝。
二夜連続のアカメに、もしかするともう一発・・・
と言う淡い期待を寄せて。
最後の夜ももちろんサーフ。
暗闇のサーフで波音を聞くと、昨晩の衝撃の場面がフラッシュバックし、嫌が応にも気分が盛り上がりもう釣れる気しかしない。
だって一匹釣ったら百匹釣ったも同然なんだから。
釣人ってほんと都合がいい。
この夜は集中して黙々とキャストを繰り返すと言うよりは
多めの休憩を挟みつつのんびりとした気分で釣りを楽しむ。
そしてその時は突然やって来た。
グインッ・・・!
昨晩のアカメのアタリとは似ても似つかないヌメっとしたアタリの後、今度は昨晩のアカメ以上に強烈な勢いで走り出す魚。
また来た!!
引きが強烈だった事もありアタリの違いなんて
すぐに忘れ完璧にアカメだと確信。
心の中でマジカ・・・
と叫びながら強烈な引きに耐える。
ここで頭を過ぎったのが徐々園。
何の事かと言いますと、仲間達に今からもう一勝負行くぜ!と告げた後、もしも昨晩よりもデカいのが釣れたりなんかしちゃったら、そんときゃもー皆んなを焼肉食い放題に連れて行くぜ!って言ったら、じゃー徐々園で!って言う内容の会話があったから。
なのでこんな大切な場面で不謹慎ながら「徐々園高いの~」
なんて事を考えてた・・・(笑)
掛けた瞬間の走りは間違いなく昨晩以上。
しかしどことなく昨晩とは違う・・・
引きは確かに強いがトルク感がなく
沖ではなく横方向へ走る。
持久力にも乏しく、ピークを過ぎると呆気なく寄ってくる。
とは言え全然引かないのかと言えば全くそんな事はなく大型の魚である事に間違いないし、なんとなく違和感を感じつつも完璧に本命だと信じて疑わない。
さてランディング。
昨晩の経験のお陰で特に迷う事なく波に乗せてずり上げ
魚に向かって駆け寄る。
ん・・??
暗がりの遠目で見ても明らかに色や形が違う感じ・・・
さ、サメ・・・??
噂には聞いていたけどマジで???
って感じ。
その噂ってのが入れ替わりで帰っていくサーファーから聞いた「最近サメがヤバイんですよ~」って内容。
どうやら最近どこかのサーフでシャークアタック
される事故があったらしい。
そんな事を思い出しつつさてこれ
どうしたもんかと・・・。
魚の形状からしてフィッシュグリップは無理そうだし。
って事で少々ビビリながら尾びれのクビレをムンずと掴み、一気に浜にずり上げる。

この時感じた事・・・
「あ、鮫肌や・・・」
と同時に
「焼肉セーフ!」(笑)
しかし初めて間近で鮫を生で見たけど
結構面白い容姿をしてる。

頭だけ見たらオタマジャクシか
オオサンショウウオにしか見えない。
しかし一度鮫釣ってみたいと思ってたんで結構嬉しい。
そして何よりホっとしたのは浜に引きずり上げたと同時にルアーがポロリと外れてくれた事。
実際口にルアーを咥えてたらどうして外すんだろうか・・・と真剣に考えてしまったんでこれは本当にラッキー。
フックはバーブレスだけど、外れない時は
中々ハズレないしね。
ひとしきり写真を撮ったらまた
鮫肌の尾びれ掴んでリリース。
その後しばらく釣りを続けたが、鮫で変にテンションが
下がり浜から上がる事にした。
最後に湾内でもう一度竿を出そうかとも思ったが、腹が減って限界だったので今回の高知の旅での釣りはこれにて終える事にした。
繰り返しになるけど今回は本当に状況がよかった。
それは一言で言うと塩分濃度。
今まで散々直前、直後の大雨に祟られて嫌と言う程悪い状況を経験してきたからこそ感じられる事だと思うけど、実際にベイトの浮き加減にルアーの引き抵抗、それに釣場で出会うアカメ釣師の数が今までよりも圧倒的に多かった事がそれを物語っているようにも思う。
行けるタイミングに融通があまり効かない僕にとっては致し方の無い事だけど、これもまた釣りの楽しさ難しさだと思うとそれもまた良しだと今は思えるしね。
とは言え昨年あたりから徐々にアカメに近づいてきてるのは肌で感じてたし、それを証拠に高知に通い始めた当初に比べると圧倒的に鱸が釣れなくなった。
アカメは鱸とは違うって事を知る事がまずはじめの一歩って言ってもいいんじゃないかと思う。
結局魚釣りってのは魚を釣る技術云々よりも魚そのものを知る事が如何に大切なのかって事を改めて思い知らされた。
釣りは奥が深いって言うか、どこまで行ってもキリがない。
それが辞められない理由。
ほんと釣りって面白い。
と言う訳でこれにて今回の
高知アカメの旅は終わり。
今はもう早速また高知に行きたくって仕方がない
病にかかちゃってもう大変。
今度は晩秋かな~。
Posted by you. at 13:36│Comments(0)
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