ベイトでいこう！

相変わらず爆風は収まる気配は無いが
この状況だとまだまだ釣れそう。

アタリも途切れる事なくある。

ただサイズが小さいのかなんなのか
中々ガッツリ食って来ない。

そうこうしてると僕の左側で釣っていた
ヒデちゃんが魚を掛けた模様。

またもやイトウ。

しかし残念ながら写真を撮る前にオートリリースになってしまったらしく想い出の初魚の写真が無いんだとか・・・

これは無念・・・

しかしやはり当たっているのは
イトウに間違い無さそうだ。

更にテンションが上がるがここで
夕食の時間が迫り時間切れ。

宿までの道中の車の中で気づいのだが
爆風のせいで頭の中が砂だらけ・・・

流石にこんな経験は初めて。

とりあえず風呂に入りたいのを我慢して夕食。



その後近所のコンビニで買物をして、一杯やりながらおしゃべりを楽しみつつ寝床に着いたのは２３時を過ぎた頃だったろうか・・・

北海道の最北端ともなればやたらと夜明けが早い。

午前３時には普通に釣りが出来る明るさらしく
起床はまさかの午前２時過ぎ。

これが嬉しい事に明日も続くんだけど
結構体にキツイですわ・・・。



早朝。

当然のように昨日のポイントに入る。

さすが週末だけあって昨日とは
比較にならないくらい釣人が多い。

＊・・・ちなみに今こやってblogを何気に書いているけど、正直旅の途中からの前後の感覚が今一思い出せなくって時系列通りなのかはなはだ疑問だがまー細かい事は良しとしよう・・・。

早速昨日釣れたミノーを流すと
早速コツコツと当たる。

合わせて見るとかなり軽いが何かが掛かった。

こりゃまた小イトウか・・・



と思っていたらなんと上がってきたのは
模様が美しい小さなアメマス。

これも人生初魚。

写真を撮って優しくリリース。

そして再度同じコースを流すと今度は
明確にゴチンと食ってきた。

上がってきたのはやはりイトウ。



今度はくろぼうさんにネット借りて撮影。

やはりこちらのほうが絵になる。

この一尾を境に時合が終わったのかアタリが
遠のいたので一旦車に戻ってブレイク。



宿が用意してくれたおむすびを頬張りながら
番長さんが煎れてくれたコーヒーを頂く。

この時間がまたたまらなく好き。



ここで正装からノーマルな服装に着替え
釣具屋と昼飯の為にちょいとドライブ。

京都では見かけた事のないような釣具屋で幾つかミノーを仕入れて、飯屋を探すが一向に見つからないのでコンビニ弁当を公園で食べる。

ここまでのドライブと言い、公園での昼飯と言い、普段なら何も感じない当たり前の事も北海道で、この仲間達と一緒だと何もかもが格別だ。


さー腹ごしらえも済ませたし夕方の
マズメ狙いに行きますか・・・。

と、その前に・・・

マズメ時まではまだ少々時間があるのと、お腹がふくれて
急激に睡魔が襲ってきたのでここで軽くお昼寝。

これもまた格別・・・。

気持ちよく惰眠を貪っているとポキポキ！っと一件のLINE。

ヒデちゃんからだ。

どうやら昼寝もせずにコソっと釣りをしてたらしい。

またイトウが釣れたようだ。

丁度昼寝から目を覚ましたくろさんと
準備をして釣り場へ向かう。



ちなみにくろさん。

過去を思い返すとだいたいどんな釣りをしてもいつも
シレっと釣ってしまうんです。

僕が思うにセンスがずば抜けて良いんです。

それは釣りだけじゃなくって
全ての事において感じる。

僕は直感だけで生きてるけど、くろさんはそれに
理論がバランスよく絡んでる感じ。

だから一緒に釣りしてていつも言うんです。

「くろさんなんか釣りそうですわ・・・」

って。

そんな訳で今回も案の定・・・。

これぞイトウ！って言う厳い魚体。

僕が釣りたいのももちろんこれ。

参りました。

その勇姿は近々コチラで公開予定！

そしていよいよその日のクライマックス。

昼寝から起きてきた番長さんの出番。

この出来事の詳細はコチラを見てもらうとして
さすがにこの時は人事ながら感動。

あのね、番長さんと言えば頭キレッキレの正真正銘の天才なんだけど、その頭の構造は別としてどことなく僕とよーく似てるとこがあるんですよ。

これは僕が勝手に思ってるだけかもしれないけど、いちいち考えてる事が分かりすぎてメンドくさいくらいなんですよね。

最初は全く異次元の人だと思ってたけど、人間って面白いもんですわ、ほんと。

とまーそんなくだらない話しは置いといて、僕の記憶が正しければくろさんが釣った丁度このあたりから一気に魚の気配が上がったように思う。

気が付けば釣り方そのものは別にして周りの釣人達も
バンバン釣り上げている。

その釣れっぷりは半端なく、正直、これは本当に幻
と言われてるイトウなのか？と疑う程。

これでは折角北海道の最北端まで来て
釣ったイトウの価値が下がってしまう。

正直そう思ってしまった。

自分も最初は撮っていた魚の写真ももう途中でめんどくさくなって陸に上がらず水中リリースする始末。

マジでまさかの展開。

これが現実なのか、それとも奇跡なのか・・・

そんな事を考えながら二日目の釣りを終えた。


To_Be_Continued