2014年11月07日
洗礼
逃がした魚は大きい・・・
真実はそう言う事なのかもしれないし
もしかするとそうでないのかもしれない。
いずれにせよどうにもならなかった
ってってのが現実・・・。
さてさて・・・
僕が普段鱸でよく使うルアーが
TKLM90と写真のima。
色々試してみた結果、僕のイメージに近く
使いやすかったのがこの二つ。
ノーマルで使う時の浮力、リップレス独特の抵抗感の無さ、それにゆっくり沈むようにセッティングした時の動きが僕的に絶妙なんです。
そもそも今時でド定番なシーバス用ミノーだし釣れて当たり前なルアーであれなんですが、そう言うとこも含めて素人の僕には丁度いい感じ。
アカメと言えばコレ!みたいなルアーもあるみたいなんですが使い慣れない物を使うより使い慣れた物のほうがいいし、そもそもそれでしか釣れないって事はないだろうし・・・。
そんな訳で今回の高知もこれらをメインに使った訳ですが、動きがいいのかはたまたタイミングが良かったからのか、着いてそうそうから魚の反応は結構ある。
2尾目あたりまでは本命と信じて疑わずかなりドキドキしたけれどそれにもだんだんと慣れてきた。
なんだかんだと80近いサイズも飛び出すものの、いいのか悪いのかわからないけれど、ドキドキ感も薄れてきた。
ここで鱸しか釣れない状況に疑問を感じ場所移動。
次は先ほどの場所以上に障害物の多い所だけど
先ほどの鱸程度ならなんら問題は無いはず。
もう完全に鱸を意識してしまっていた。
ルアーを交換して一投目・・・
緩やかな下げの流れに乗せながら沈めて
暗部に入った所で軽くヒラを打たせた。
そして一瞬の間を置いて鱸では経験のない
固くて激しい衝撃が竿を伝わった。
合わせを入れる間もなく猛烈な勢いで
暗部に向かって突っ込んでいく。
咄嗟に左手をバット部分に添えて竿を起こそうとした瞬間
凶暴なテンションがふっと抜けた。
一瞬何が起こったのか良くわからなかった。
とにかく心臓だけが異様にバクバクしている。
無意識にテンションのなくなったリールを巻いていると
足元で何かの感触を感じ手を止めた。
そこには切れてあるはずが無いと思っていた
ルアーが転がっていた。
手に取ってみると物の見事にフックが伸びていた。
ちなみに今回はジギング用のシングルフックを装着した物と、普段通りのトレブルを装着した物とを用意。
最初は本命を意識してシングルフックを装着したルアーを使っていたけれど、場所移動をして何気にトレブルの着いたルアーに交換していた。
僕は伸ばされたフックを見て安堵した。
あれはどう考えたって無理・・・。
この場所で、そしてこのタックルでは
あれは絶対に取れないだろうと思った。
もしも強力なシングルフックを装着したルアーだったならば
恐らく魚の口にルアーを残す事になったと思う。
別に舐めていた訳では無いけれど
結果としてそう言う事。
相手が何だったのか定かでは無いけれど、例え鱸であったとしてもあの引きをされたら手も足も出ない。
タックルの事、竿を出す場所の事・・・
また大きな課題が出来てしまった。
☆bass-blog☆
Posted by you. at 20:19│Comments(0)
│アカメ