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2012年05月13日

嬉しい一尾

嬉しい一尾

■こ奴がわんさか・・・しかしピントが・・・汗

真っ暗闇の険しい峠道を
走る事小一時間・・・

最後の最難関的峠を抜けた
その先にある小さな集落が庵の地。

さて、一風呂浴びて酒でも飲もう。

ちなみに険しい峠道とは言うものの昼間なら
海が絡んだ絶景が楽しめる最高のドライブコース。

しかしまー景色を楽しめない夜の海岸道とは
なんとも味気ないものである・・・

疲れる事この上無い。



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先程の浜からこの庵までの間に
コンビニの類は一切ない。

地元のスーパーはあるのだが街に
比べれば閉店時間が異様に早い。

釣りに没頭するあまり夜の食事の
事をすっかり忘れていた。

庵にあるのはカップラーメンが一つに
菓子が一袋と酒が少々・・・

おかげでなんとも寂しい夜を
過ごす事になった。

まー酒があるのが
救いではあるのだが・・・


とりえず一息ついたのでタックルを
部屋に持ち込み明日の準備。

今日の状況を振り返ると一概には言えないが
どうやらシーバスの魚影はかなり薄いようである。

大場所ではあるのだが大場所であるが故に
タイミングが重要であるように感じた。

好条件を上げるなら流入河川の濁り。

あの濁り具合なら明るいうちのほうが
釣果を望めそうな気もした。

昨晩はあたりもかすりもしなかったと書いたが
実はたった一度だけシーバスらしきアタリがあった。

それが夕刻の日が沈む前である。

よし、狙いは定まった。


そして明日はもう一つ・・・

地元の方が教えてくれた例の
青物を狙ってみる事にする。

タックルボックスに忍ばせて
おいたジグは三つ。

勝負はマズメの短時間なので
これで十分である。

聞いた話しを総合すると狙い方は
容易に想像出来る。

リーダーを組み直し、よし準備完了。

明日の朝は朝日の野郎に
世話になる前に起きねば・・・


早朝・・・

浜に着くと既に昨晩の彼が居た。

遠目に僕を見つけた彼は両手を大きく横に開いて
今朝の状況を教えてくれた。

どうやらお手上げらしい。

僕はと言うと浜を少し西へ歩き
まずは青物を狙う。

沖目に目をやると数羽の鳥達が
何やら海面を意識し旋回している。

足元には小魚達が時折何かに追われた
ように水面に波紋を作っている。

風もなくとても穏やかだ。

今日はまだ一度も投げていないのに不思議と
もう釣れたき気にさえなっていた。

いけない脳内分泌物でも
分泌されているのだろうか・・・

その時突然一羽の鳥が
海面に向かって急降下。

それを合図とするかのように
僕はキャストを開始した。

ジグは30g。

ハイギア化された僕のコンクエストが
うまい具合にジグを表層に飛び出させる。

何もかもがイメージ通りである。

一投ごとに数歩横へ移動しながら
フルキャストを繰り返す。

そして10歩ほど移動した頃だったろうか
右前方の沖合にかすかに魚の波紋が見えた気がした。

無意識にその場所目掛け投げ込んだジグが
着水したと同時に突如ドスンと重みが乗った!

あまりに沖合であった為、ラインのたるみを取り
竿がしなるまでにかなりの時間を要した。

と言っても恐らく1~2秒の事だろうが
それだけ冷静にこの瞬間を捉えていた。

ロッドが曲がりようやくここで生命感を感じ
魚である事を確信。

ふと竿の曲がりを見るとなんとも
綺麗な弧を描いている。

この引き具合はかなりのものである。

その魚は右へ左へ勢い良く走り回りながら力強く僕の
竿を曲げてくれるも、どうやら主導権は僕にあるようだ。

最後は一気に浜まで引きずり上げる。

やった!

嬉しい一尾

ビタンビタンと暴れるその魚体は、その引きから
想像していたよりも遥かに小さい事にまず驚いた。

その光景を見て地元の彼が走り寄ってきて
嬉しそうに僕の顔を見て笑う。

聞けばこれがツバスだそうな。

興奮していたせいか撮った写真の
アングルが異様に悪い。

しかしこれは嬉しい一尾だ。

ここで地元の彼が仕事が
あるので帰ると言う。

彼にこの魚をどうですか?と聞けば喜んでもらってくれる
と言う事で、魚を差し上げてここでお別れ。

彼のおかげで釣れた魚だから当然だ。

これでまたこの旅の思い出が一つ・・・感謝。

嬉しい一尾


さっ、いよいよ次は・・・

本命のシーバスといきましょうか・・・!



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