ベイトでいこう！

ベイトでバベルやってます・・・（＾＾）


しつこいようだがこれが私のスタイルだ。

当初は「１ｇ」に拘っていたもののその後更にエスカレートし
今や実に使用ルアーの９５％が「０，５ｇ」となった（笑）


もはや１ｇ程度ならピッチングだって可能だ（笑）　←　言い過ぎ！？


そんな私のスペシャルなテクニックを
いよいよ試す時がやってきた！！

そう・・・

無謀にもベイトでバベル大会出場なのだ・・・（笑）


■■■

はっきり言って無謀なのは承知している。
きっと誰だってそう思うに違いない。

なんせ投げるだけでも苦労する超軽量ルアーなのに
ましてやそれの大会に出ようって言うんだから言語道断だ（＾＾）

しかし、だからこそチャレンジする価値がある！
そしてそれはまさに自分自身へのチャレンジでもあるのだ。

この大会で使えるルアーは最大でも１ｇ！！
その大会にベイトタックルで参戦する！！




この大会に出る為には必然的に
いろいろな問題をクリアする必要があった。


まず一つは飛距離。

ある程度スピニングに迫るだけの飛距離がなければ話にならない。
参加する事に意義がある！的な参加では決してないのだ。

次にキャストの安定性。

限られた時間の中での競技なだけに一回のバックラッシュは即命とり。
偶然投げられた！程度では全く意味がないのだ。

そして最後にコンパクトなキャスト。

非常に狭い場所での超軽量ルアーのキャストは
ベイトでははっきり言って至難の技なのだ。

そんな数々の課題を克服する為にあえて込み合う土日釣行を
繰り返したり、更にカルコンのマグ化にも取り組んだり・・・

そしてそんな難題を一つずつクリアしていきながら
最終的にはある程度勝算を持てるまでに至った。

決してウケ狙いの出場ではない事を証明したかったのだ。


そしていよいよ当日・・・

朝の気温は氷点下。

実はこの時点でもまだ幾つかの大きな課題を抱えていた。

それはベアリングのオイル硬化による飛距離ダウンと
ガイド凍結による致命的なバックラッシュの発生だ。

特に不意に訪れるガイド凍結によるバックラッシュは
完治不能になる可能性が非常に高いのだ。

オイルの硬化だが普段はそれほど気にもしていないし
特にストレスを感じる程の性能ダウンは殆ど感じないのだが
今回ばかりはそうはいかない。

ベイトで釣り勝つ為には全てにおいて万全を期する必要があるのだ。

少しでもベイトのデメリットを排除する必要が為
開始直前まで手のひらの中でリールを暖めていた（笑）

はたしてこれに効果があったかどうかは定かでないが
やらないよりはましだろう・・・多分（＾＾）

そしてガイド凍結だが、これに関してはそれ程までの冷え込み
ではなかったらしく事前には発生しなかった。

しかし競技中のキャスト時に起こる可能性が非常に高く
キャスト毎にすばやく確認を行う必要があった。


そして更に問題がもう一つ・・・

それは　↓　コレ！




今や当たり前になったロッドスタンド・・・

これが後ろの審判の方々の分も含めると
かなりの本数が私のまわりに乱立している（笑）

これにはちょっと焦った（焦）


横と後ろの完全包囲網だ（汗）


要はこの立てたロッドが邪魔になり
キャストが非常にやりにくいのだ。

とにかく自分の分は競技区間に持ち込まず
サブのロッドはあえて足元に転がしておく事にしたのだが・・・


さて・・・まわりのロッドはどうしたもんか・・・！？（悩）


瞬間的にいろいろ悩んだ結果・・・

結局はまわりの方に無理やりお願いし
大丈夫そうなポジションへ移動してもらう事にした（笑）

更に・・・


私のキャストの時はしゃがんでね（笑）


やはりベイトタックルって難儀だ（笑笑）

ってな感じでこれでほぼ問題解決（＾＾）ｖ


キャストスペースだが今回はそこそこ余裕があり
同じ枠内で２人同時のキャストは十分可能だった。


これだけ問題点をクリア出来ればあとはもう釣るだけ（＾＾）
試合が始まった時点では結構余裕があったりなんかした。

ちなみに今回の使用ルアーはオール０，５ｇ。

ベイスペには黒ラメのneoさんカラーをセット。
Ver２にはただの黒をセットした。

はなからルアー交換なんてする気もなかった私的には
最後までベイスペ１本で通すつもりだった。

あくまでもVer２は予備としての持参なのだ。



　写真提供　neoさん


そして競技開始の合図・・・

まずは第一投がキモだと感じていた私は
さすがにこの一投目だけはちょい緊張した。

しかしこの一投をクリアした時点でその他全ての
緊張から開放された。

あとは普段通りの釣りをするだけだった。

早い段階で思い通りの場所で思い通りの魚がヒットしてくれた為
その後はかなり余裕もあった。

第二試合もほぼ同じ展開で無難にクリアしたものの
決勝戦で敢え無く敗退し結果的には３位を獲得できた。

素直に言えば１番が良かったが
客観的にみてベイトで３位なら上出来だろう。

今回はそんな勝ち負けなんかよりスピニング勢と遜色なく
争えたという事実が一番大きな収穫だ。

この大会に出るまではやはりスピニングに圧倒的な差を見せ付け
られて初戦敗退という結果も目に浮かんだものだが、今はあとは自分の
釣る為の技術さえ磨けばなんとでもなる！と思っている。

今後どこまでこのような大会に出るかは今は全く考えていないが
とにかく管釣りベイト道に一区切りついたのは間違いない。

とは言いながら更に軽量ルアーキャスト道を極める為
ある計画が進行中であったりするのだが・・・

これについてはどのような展開になるのか
はたまた立ち消えになるかは今の段階では全くもって分らない。


とにかく・・・

今まで以上にワクワクしている自分がいる事だけは間違いなさそうだ（＾＾）


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