バベルの使い方応用編 リアクションフォール

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2007年05月03日 19:26








バス釣りにおいて

「電撃フッキング」

と言えば誰しもが知るごく一般的な
フッキングテクニックだ。

かなり簡単に説明すればアタリがあれば
間髪入れず、即合わすという事だが
このフッキングテクニックが特に必要
とされるシチュェーションが


「リアクション」


で食わした時だ・・・



★Bass fishing★


■■■
バス釣りには食性に訴えかけて食わす釣り方と
本能に訴えかけて反射的に食わす釣り方の
二通りの釣りが存在する。


食性を利用するということは読んで字のごとく

「餌」

と思わせ食わせる釣りだ。


「リアクションバイト」

とは、バスの本能を刺激し
反射的に食わした時に出るアタリの事を言うのだが


バスは本能的に目の前をサッっと横切ったものに反応し


「咥えてしまう」


という習性を持っているのだ。
この習性に訴えかける釣りがリアクションの釣り
という訳だ。









この釣りに使われる代表的なルアーが
ラバージグだ。

ラバージグはボトムでステイさせても有効的だが
リアクションバイトを取るには、14g以上の重めのものを使用し
すばやくボトムを叩いたり、バスの目の前に

「ストン!」

と落とし、食う気のないバスに口を使わす・・・


という使い方が一般的だ。




そしてこの反射食いの習性はバスだけでなくマスにも存在する。




「ミノーのトゥイッチ」

これもリアクションの釣りの一つだ。
ミノーのすばやい横方向への動きと一瞬の

「間」

がマスをバイトに導く。


「動」と「静」が作りだすリアクションだ。










スプーンの釣りにも存在する。

ある一定のスピードで引いてきたスプーンに
一瞬ワンフリップ入れると
今まで反応しなかったマスが急に反応しだす
事がある。

実はこれもリアクションの釣りだ。


「リアクション」


とはただ単にすばやい動きと間だけでなく
一定の動きをしていた物が急に乱れた動きをする
一瞬もまさにリアクションが起こる瞬間なのだ。



この習性を利用したバベルでの釣りが


「バベル リアクションフォール」 (勝手に命名)


だ。

これは言い換えれば縦でやるトゥイッチと
言ってもいい。




ここで冒頭の話に戻るが
リアクションの釣りにおいてはなぜ


「電撃フッキング」


が必要とされるのか?


それはリアクションで反応したマスはルアーを


「食う」


のではなく


「咥える」


からだ。

食う気がある訳ではないから離すのも早い。
この一瞬に掛ける必要がある為

「電撃フッキング」

が必要なのだ。

念の為「電撃フッキング」について追記しておくと
本来は即掛けだけの事を指しているわけではない。

バスのアタリには

「ウェイトレスフィーリング」

と表現されるアタリのないアタリがある。
このアタリなきアタリに対処したフッキングがいわゆる

「電撃フッキング」

なのだ。






話をもとに戻そう。


このリアクションをバベルで作り出す方法はいたって簡単。

ある程度マスのいるタナを把握し
そのタナで

「ビシッ ビシッ」

っと強くて早いフリップを2~3発入れ
タナの有功範囲内で落とす。

これの連続により、フォールのみでの反応とは違う
リアクション特有のバイトを誘発する事ができる。

リアクションで出るアタリは
ラインに出る弱々しいアタリではなく
激しく、はっきりと出る場合が多い。

これがリアクションバイトの魅力でもある。


ただ単純にフォールさすだけでも釣れるが
このリアクションを理解し効果的に使う事により
さらに釣果が伸びる事は間違いないだろう。


ちなみに、この釣りいおいてはバベル1gが一番適している。
それ以下だと素早い動きを演出する事が難しいからね。



注意して見てみよう・・・



管釣り場で竿を縦に構え

「ビシッ!ビシッ!」

ってやってたらそれはきっと・・・


「リアクション フォール」



かもしれない??




と、いうわけで・・・




今回も全て



私流!




なのでよろしくね・・・








続く・・・


そして・・・押す。


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